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和解学に関連するイベントをご紹介します。

サマーセミナー

2024年イェナ・サマーセミナー(和解・記憶・歴史の生態系)

主催:イェナ和解学センター(JCRS)、Satoyama for Peace: 平和と和解のための生態系(S4P:EPR)
場所:イェナ(チューリンゲン州、ドイツ)

挨拶

科学の街、ザーレ渓谷の真珠であるイェナ市へようこそ。イェナ和解学センターおよびSatoyama for Peace: 平和と和解のための生態系(S4P:EPR)は、若手研究者が自身の研究テーマと出版の道を形成するための支援を目的としたプログラムを設計した。本プログラムは対面・オンラインの両方で実施され、渡航・研究を控えた学生が必要とする知識とスキルを提供する。和解と紛争解決の基礎、学術研究と出版準備、各国大学での研究展開のための能力育成が柱となる。
 
早稲田大学・浅野豊美教授が主導する「普遍的価値と集合的記憶を踏まえた国際和解学の探究」プロジェクトとも連携し、和解を志すすべての若手研究者を歓迎する。
 
敬具 
マルティン・ライナー教授、ローラ・ヴィラヌエバ博士

サマープログラム概要

テーマ:
「歴史・記憶・和解の生態系」 
開催期間:
2024年8月15日~8月31日(予定)
焦点分野:
 – 歴史的文脈と和解の取り組み
 – 生態系の転回:和解研究におけるパラダイムシフト
 – 超学際性:革新的研究と新たな連携の戦略

プログラム案(Ver.A:イェナ~カヴァラ連携)

8月15日:
参加者はホテルチェックイン後、イェナ市と大学の見学(和解と歴史に焦点)。夜は学部長・学長主催の歓迎夕食会。

8月16日:
10:00-13:00 JCRS視点からの超学際的和解理論に関する講義(ライナー教授、ヴィラヌエバ博士 他)
15:00-19:00 超学際的和解研究の方法論ワークショップ

8月17日:
10:00-13:00 前日に続く講義と討論
15:00-19:00 方法論ワークショップ(継続)

8月18日:
10:00-13:00 「Satoyama for Peace」の紹介と講義(ヴィラヌエバ博士)
15:00-19:00 博士課程研究の中間発表とフィードバック

8月19日:
9:00-20:00 グループに分かれての研修旅行:ブーヘンヴァルト強制収容所またはワイマール訪問

8月20日:
10:00-13:00 JCRSでの事例研究と博士論文の紹介(例:クルディスタン、ギリシャ、ウクライナ、脱北者など)
15:00-19:00 博士課程研究の紹介とフィードバック(第2回)

8月21日:
10:00-13:00 コロンビアの和解プロセスについての講義
14:30-18:30 ベルリンへのバス移動・ホテルチェックイン

8月22日:
9:00-22:00 ベルリンにおける訪問・交流プログラム(ナチス時代、第二次大戦、冷戦、非暴力革命に関する記憶遺産)

8月23日:
9:00-14:00 ベルリンでの見学継続(例:テロ博物館、GDR博物館など)