グローバルヒストリー安全保障と人権
陳 志剛
CHEN Chih Kang

京都大学 博士課程
代表業績3点
- 「戦後台湾における徴兵儀礼と台湾人の身体的戦争記憶」『歴史学研究』1038号、1〜14頁、2023年8月。
- 「沖縄、あなたはどこへ? 石垣島の自衛隊基地問題を通じて沖縄人の政治的困境を見る」『越境広場』12号、89〜93頁、2023年8月。
- 「簡大獅與臺灣武裝抗日的歷史記憶」『臺灣民主蘭城尋蹤文集』財團法人仰山文教基金會、2024年3月。
専攻分野
台湾近現代史、沖縄近現代史、東アジア近現代史
目指す研究者像
一人一人の人々の声を真摯に聞く研究者。異なる思考を有する人々の間の架け橋になる研究者。
研究テーマ紹介
台湾と沖縄を中心とする東アジア近現代史を研究している。台湾と沖縄の地域社会に対して日本の属領統治・植民地支配は何をもたらしたのか、それがどのように記憶されたのかを探究している。具体的に、外部の支配を受けたことは台湾と沖縄の地域社会をいかに変質させ、その社会における思考形式・価値観と集合的記憶のあり方をいかに規定し、それはいかに現代の地域間の相互理解の助かりまたは妨げになったのかを明らかにすることを研究の目標としている。現時点は、神社または人の身体を主要な事例に以上の問題を取り組んでいる。
提出用ワーキングペーパーの仮題目
近代日本の沖縄・台湾統治とその記憶:信仰と身体を中心に
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