本研究所所長の浅野豊美が、NHK高校講座『世界史探究』第29回「大恐慌と第二次世界大戦」の監修および講師を務めた。
【概要】
本講座では、1929年の世界恐慌をきっかけに第一次世界大戦後の国際協調が崩壊し、世界が二度目の大戦へと突入していく歴史的プロセスを取り上げている。
1930年代の大恐慌下では、自由放任に代わる新たな政治・経済原理として、ニューディール的修正資本主義、社会主義の計画経済、そしてナチズム・ファシズムの3つの体制が覇権を争うこととなる。アジアでは満洲事変や日中戦争の勃発、日本の国際連盟脱退が進み、ヨーロッパの戦火と連動しながら、アメリカやソ連を巻き込んだ第二次世界大戦(太平洋戦争を含む)へと拡大した。講義では、条約改正問題や排外感情、居留民をめぐる衝突など、対立を招いた構造的要因や人間感情の激動を追究している。
【番組情報】
番組名: NHK高校講座『世界史探究』
該当回: 第29回「大恐慌と第二次世界大戦」
文責:佐藤光世