班活動
【イベント情報】オスマン帝国の終焉と近代ギリシャの成立:追放・移住・国家建設をめぐる省察
先月29日にジェンダー&エスニシティ班の主催で実施されたセミナー「ベルリンにおける記憶のあり方:国際関係と地域政治の交差点」に続いて、現在日本で研究滞在をしているBabis先生を招いて、今回はグローバルヒストリー班の主催にて下記セミナーを開催いたします。現在ヘルムート・シュミット大学の民主的レジリエンスセンター・市民教育部門ディレクターを務めるBabis先生はドイツのイエナ大学・和解学研究センターで博士号を取得し、国際安全保障政策と紛争研究をご専門にされています。こぞってご参加ください。
日時: 2025年8月1日(金)14:00〜17:00
形式: ハイブリッド開催(対面およびZoom)
対面会場: 早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館9階 960教室
使用言語: 英語
主催: 早稲田大学 国際和解学研究所
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発表者

チャラランボス(バビス)・カルプチシス(Charalampos (Babis) Karpouchtsis)博士は、ギリシャのテッサロニキ出身。ベルリン自由大学で政治学を学び、英国バース大学でヨーロッパ政治の修士号(M.A.)を取得しました。2023年にはイエナ大学・和解学研究センター(Jena Center for Reconciliation Studies)にて博士号を取得。2022年より、ハンブルク連邦軍大学(ヘルムート・シュミット大学)政治学部に勤務し、民主的レジリエンスセンターにおいて市民教育部門のディレクターを務めています。専門は国際安全保障政策と紛争研究です。
博士論文『古傷と新たな外交政策?ドイツとギリシャの“殉教コミュニティ”―認識と和解の狭間で (Old Wounds, New Foreign Policy? Germany and Greek Martyr Communities: Between Recognition and Reconciliation)』はSpringer社から出版され、2024年にはドイツ南東欧協会よりフリッツ&ヘルガ・エクスナー財団博士論文賞を受賞しました。